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外国人技能実習生

プラスチック成形(射出)基礎2級の学科予想問題と実技のポイントを解説

今回は外国人技能実習生のプラスチック成形(射出成形作業)基礎2級の学科試験の予想問題と実技試験のポイントについて説明していきます。

■まず、プラスチック成形(射出成形作業)基礎2級はいつごろ受験になるのでしょうか?

⇒技能実習生が入国してから7~8か月後に受験する試験で、学科と実技の2種類の試験になり、両方の合格で技能実習1号→2号へ移行できます。どちらか、あるいは両方が不合格の場合、追試として1回チャンスはありますが、追試も両方合格できたかった場合は、技能実習1号で終了となります。=帰国になります。

ですので、3年間の技能実習を行うには、この基礎2級合格が必須となりますので、試験の何か月も前からの勉強や練習が必要です。プラスチック成形の学科に関しては専門用語や語彙を覚えることが多いのと、プラスチックの種類や特性を理解する必要があります。実技に関してはさほど難しくはありません。ノギスやマイクロメーターを用いた測定の仕方を正確に理解しておれば採寸して記入するのがほとんどなので、しっかりやっておけば不合格者はほとんどいません。

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プラスチック成形基礎2級学科試験の傾向と対策

■予想される問題です↓この中から、出題される問題が多いです。(下記参考リンク:中央職業能力開発協会)

プラスチック成形射出基礎2級学科問題

または、楽天ブックスでも問題集の購入が可能です。

楽天ブックス公式ホームページ  「基礎2級技能検定試験問題集諸工業関係」 2,200円

※問題の注意点

語尾を若干かえたりして、答えの丸暗記では解けないようにされることもあります。なので、問題を最後まで読んで理解して解答するよう実習生に注意しています。

例えば:

せいけいひんに ねじを たてるときは したあなが ひつようです。⇒正解 ○

せいけいひんに ねじを たてるときは したあなが ひつようではありません。⇒誤り

また、まれに問題集や過去問にない問題も出題されるようです。(1~3問ほど)

プラスチック成形(射出)基礎2級実技試験のポイント

 

ここでは、プラスチック成形基礎2級実技試験の要領やポイントを解説していきます。

まず、実技問題のリンクです。「基礎級実技試験問題」をクリックすると試験問題がご覧いただけます。

↓(引用元:中央職業能力開発協会)

プラスチック成形(射出成形作業)基礎2級実技試験問題

◆実際に使用する道具や工具

上から順番に、ノギス、マイクロメータ、ニッパー、金属製直尺、のこ刃、刃引きのこ、油性ペン、やすり。この写真には載ってませんが、ウエスやハケの掃除用具も必要です。

◆道具や工具の説明

ニッパー 切断用

ノギス  電子式ノギス 長さ・高さ・内外径の測定(精度:0.05㎜)

マイクロメーター 厚さの測定(精度:0.01㎜)デジタルでもアナログでもどちらでも可能

やすり  加工面を滑らかにする

のこば  ゲート切断用

刃引きのこ 面取り用

金属製直尺 150~300㎜

ハケ    削りくず掃除用

ウエス   削りくずをふき取る

■試験で使用する成形品、または練習用の成形品は発注できます。


■下記が発注書になります※FAX発注のみ(引用元:中央材料斡旋一覧より)
全日本プラスチック製品工業連合会成形品発注書

◆注意事項

時間内に完成すること!

ケガをしないこと、他人にケガをさせないこと!

測定したサイズの記入する箇所を間違えないこと!

※使用する工具や道具は一人1セット準備しておくとよいでしょう。工具や道具が足りない場合は、ります。受験人数が多い場合は、2回に分けて受験することも可能ですが、予め監理団体を通して職能会に伝えておかなくてはいけません。学科試験に関しては2回に分けて受験することは不可能です。

作業手順①

油性ペンで高さ4㎜のところに印をつけて、ニッパで切断する。

■注意点

切断位置は3.00±1.00㎜なので4㎜のところに印をつける。

※ポイント→最終仕上げ寸法は2.00~4.00㎜の範囲内におさめる。4㎜以上の部分から切断するとヤスリの作業に時間がかかる。また、2.00㎜に近い部分から切断すると、ヤスリの作業で寸法が足りなくなる。

切断する時は、勢いよく一気に力強く切ってはダメ!!

また同じ方向から、一か所だけから切り込んではダメ!!

角度を変えながら少しづつ切り込む(3~4か所切り込みを入れ、少しづつ深く切り込む)

芯の部分が細くなってきたら、上から手で飛ばないように押さえながら切断する。

ポイント→一か所からあるいは、一気に力強く切り込むと、切断口が荒くなり、ヤスリの作業が難しくなり、作業時間もかかってしまう!

切り取った部分をビニール袋に入れる。

◆作業手順②

ニッパで切断した部分のバリをヤスリを使って滑らかする。

■注意点

高い部分やバリが出ている部分からヤスリをかける。

ヤスリをかけながら手で触ってみる。

◆作業手順③

作業①~②を繰り返し3つ行う。

ポイント→滑らかさを確認しながら作業を続ける。切断口の粉末が出た場合、絶対に口で吹き飛ばさない!!ハケやウエスを使用して粉末を取り除くこと!!

◆作業手順④

面取り加工をする。刃引きのこを45度の角度であて滑らかに削る。なぞる程度でよい。

■注意点

表面に凹凸やバリがあると減点になる!!

◆作業手順⑤

長さをノギスで測定する。

■注意点

ノギスが斜めになると正しく測定できない。製品は3つあるが、それぞれの寸法を、それぞれの欄に記入すること。

ノギスでよむ最後尾の数字は0.05か0.00しかないので、0.01~0.04㎜になった場合は間違いと思っておいた方がいい!!

◆作業手順⑥

マイクロメーターを使って厚さを計る。

■注意点

マイクロメーターの精度は0.01㎜なので、小数第2位までの数字が測られるように気を付ける。

◆作業手順⑦

作業終了後、道具をもとの位置に片付け、作業台を掃除する。全てが終了したら、「終わりました!」と、手を上げて言う。

以上で、実技試験は終了です。

◆合否について

不合格の場合は、3営業日以内に監理団体に連絡が入ります。合格の場合は、何も連絡が入りません。

 




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