こんにちは！ノリコです。今回は定額小為替の使い方や、購入方法、払い戻し等について、詳しく解説いたします！
まず、この読み方ですが、「定額小為替」（ていがくこがわせ）と読みます。さて、この定額小為替は、日常でどのようなシーンで使用されているのでしょうか？
例えばインターネットで商品を購入した時の支払いや、住民票や納税証明書等の市役所で発行が必要な書類を郵送で取り寄せる時の発行手数料の支払いとして利用されています。現金はレターパック等で郵送できないので、商品代金等、少額の支払いに適しています。
また、自分の銀行口座番号を知られる心配もなく、現金のやり取りができるのは便利ですね！支払金額に応じた金額の定額小為替を購入し、その定額小為替を受け取り人宛に郵送し受け取った人は、それを郵便局の郵貯窓口に持参して現金を受け取る仕組みになっています！
定額小為替の購入の仕方と手数料について
定額小為替の購入方法については、ゆうちょ銀行の貯金窓口のみで購入できます。コンビニでは購入できませんのでご注意ください。
■ゆうちょ銀行 貯金窓口営業時間
⇒ 平日 ９：００～１６：００（大型店は～１８：００まで営業）
最寄りのゆうちょ銀行の営業時間をお調べください。（下記、参考リンク）
手数料について
■定額小為替の種類は、50円、100円、150円、200円、250円、300円、350円、400円、450円、500円、750円、1000円といった種類があり、購入手数料は一律１００円/枚
例えば、2,300円の定額小為替を購入したい場合
300円×1枚＝300円＋手数料100円（1枚×100円）
1,000円×2枚＝2,000円＋手数料200円（2枚×100円）
合計 2,600円（定額小為替2,300円、手数料300円）
定額小為替の換金のやり方と有効期限について
それでは、定額小為替を受け取った人は、どのやって換金すればよいのでしょうか？
換金も同様に、ゆうちょ銀行の貯金窓口でしかできません。営業時間は上記参照↑
換金の際に持参するもの
・定額小為替（当たり前ですが・・・）
・認印
・本人確認書類
定額小為替に受取人の名前と住所を記入して、押印した後、現金に換金できます！
■定額小為替の有効期限は発行日から6か月です。忘れないうちに、ゆうちょ銀行の貯金窓口で換金しましょう！
定額小為替の有効期限が切れた場合はどうすればいい？
受け取った定額小為替の換金を忘れて、気が付けば有効期限の6か月が過ぎていた場合、換金はできるのでしょうかっ？！
有効期限が切れた定額小為替を郵便局のゆうちょ窓口へ持っていき、再発行手続きを行えば再発行した定額小為替で換金することが可能です！！！
その際には必ず、認印も一緒に持って行くことをわすれずに。郵便局によっては、その場で換金してくれるところもあると、聞きましたが、念のために認印を持参しましょう！
ただし、5年以上も経過し、その間に再発行手続きを行っていない場合は、無効になるので、要注意！！！
未使用の定額小為替の払い戻しはできるか？
私が納税証明書と課税証明書を代理人として市役所に郵送請求した時に、何人か分の証明書が必要だったので、その人数×手数料を計算して、市役所の手数料金分の定額小為替を郵便局で購入し、郵送しましたが、納税・課税証明書が届いたときに、非課税対象者がいたようで、対象者は納税証明書の発行は不要なので、定額小為替が未使用のまま数枚同封されていました。
このような場合、未使用の定額小為替の受取人の欄に名前の記載がなければ、持参人が、ゆうちょ銀行の貯金窓口に行けば、受け取ることが可能です。つまり、払い戻しが可能です！！！
ただし、手数料（100円/枚）の払い戻しはないため、額面の金額のみ払い戻しになります。
また、有効期限や再発行についても、上記でご説明した時と、同様になります。
まとめ
定額小為替について、今回は色々とご説明させていただきました。
定額小為替について要点をまとめてみますと・・・
・定額小為替は1枚につき、100円の手数料がかかる
・定額小為替には有効期限がある（発行日より6か月）
・定額小為替はゆうちょ銀行貯金窓口のみでの取り扱い
・定額小為替は1万円以下の少額のやりとりに便利
・定額小為替は自分の口座番号を教えずに済む
・定額小為替は、払い戻しが可能
定額小為替について、あまり聞いたことがない方や、初めて聞く方もいるかと思います。今回は定額小為替の使い方や購入方法、有効期限や払い戻しについて、ご説明させていただきました。
もし、未使用の余った定額小為替があれば、捨てずに有効期限までに換金しましょう！
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
